ボスのHPが40。こっちが出したフォロワーは毎ターン倒される。次のターンに攻撃する予定だった味方も、当然いない。
「40点もどうやって削るんだよ!」と思っていたところに、サタンウィッチが別の答えを出した。
「40点を与える必要、あります?」
疾走ドラゴンで勝てなかった理由
『Shadowverse: Worlds Beyond』の「バトルダンジョン エクスプロア」で、最初は疾走ドラゴンを使った。すぐ攻撃できるカードで削り、場に残した味方でも追加ダメージを稼ぐ作戦だ。
ところが、相手は毎ターンこちらの場を片付けてくる。盤面に残った味方が次のターンに攻撃する、という計算が成立しない。
40という数字が遠いのではない。40点を削るための予定が、毎ターン消されているのだ。
ここで必要なのは、さらに頑張って同じカードを出すことではなかった。勝ち方そのものを変えることだった。
サタン「最大HPを1にしておきました」
《最果の罪・サタン》は、登場時に自分のデッキを「アポカリプスデッキ」に入れ替える。その中の《アスタロトの宣告》には、相手リーダーの最大HPを1にする効果がある。
一方、《懐旧の送り火・エルモート》は超進化すると、自分のターン開始時に相手リーダーへ1ダメージを与える効果を得る。
つまり狙いはこうだ。
- ドラゴン「40点をどう配分して殴ろう?」
- サタン「最大HP、1にしておきました」
- エルモート「ターン開始です。1点入れます」
- ボス「話が違う」
敵の体力を少しずつ減らすのではなく、体力の上限を変えてしまう。腕力勝負だと思っていたら、相手が問題用紙の数字を書き換え始めた。
もちろん、これはカードを並べるだけで無条件に勝てるという意味ではない。必要なカードを引き、サタンを使い、エルモートの効果を準備して、自分のターン開始まで生き残る必要がある。反則のような答えにも、そこへたどり着く手順はある。
このモードは「最強デッキ一本」で解くゲームではない
エクスプロアには、挑戦中に特殊な強化を得る「加護」がある。敵も普通の対戦相手より無茶な条件で迫ってくる。だからこそ、こちらも普段なら思いつかない勝ち方を試せる。
負けたときの見方を一つ変えると楽になる。
「カードの引きが悪かった」のか。「相手が毎回同じ対策をして、こちらの勝ち筋を潰している」のか。後者なら、デッキそのものを替える価値がある。
これは対人戦の最強デッキを決める話ではない。そのボスの変なルールに、もっと変な答えを持ち込む遊びだ。
40HPは強かった。でも「40」という前提が弱かった
疾走ドラゴンでは、40点を削る未来が見えなかった。サタンウィッチでは、40点を削らない未来が見えた。
この切り替えが一番面白い。強いカードを何枚持っているかより、「そもそも、そのルールで戦わなくてもよくない?」と気づいた瞬間だ。
ボスがインチキなら、こちらは答案用紙を持ち替える。シャドバのエクスプロア、こういうときだけ全員やたら頭がいい。
※カード効果は確認できた2026年のカード情報に基づく説明です。イベントの加護・敵・開催内容は更新されることがあります。
参考: アスタロトの宣告の効果 / エルモートの効果 / ゲームの基本仕様(公式)
