mendoi-apps

『ブレンド・S』はもう10年前? OPを聴くと2017年が昨日になる理由

「ぼなぺてぃーと♡S」を久しぶりに聴いた。

読書機能の使い方

聴く:本文を読み上げます。速読:語句を順に表示し、速さを調整できます。語学練習:別の言語版と対訳を読み比べます。保存:このブラウザーにブックマークし、プレイヤーの保存済み一覧から開けます。

この記事をシェア
広告
広告

「ぼなぺてぃーと♡S」を久しぶりに聴いた。

あの軽快な曲が始まると、喫茶店「スティーレ」と、桜ノ宮苺香の「ドS」接客が一瞬で頭に戻ってくる。

懐かしい。だけど、つい最近見たような気もする。

……待って。『ブレンド・S』って、もう10年前のアニメ?

まだ10年ではない。でも、かなり近い

TVアニメ『ブレンド・S』の放送開始は2017年10月7日。2026年10月で9周年を迎えた。10周年は2027年10月7日だ。

だから「もう10年前」は、今のところ少し早い。でも「だいたい10年前」と言われて、そんなに間違っていないのがもっと怖い。

作品の中では苺香が喫茶店で働き始めたばかりなのに、見ているこちらだけ9年進んでいる。スティーレの時計、止まってない?

OPを聴くと、昔の自分まで戻ってくる

2017年と聞くだけなら、頭は「9年前ね」と計算して終わる。

ところが、あのOPを聴くと話が違う。曲と一緒に、当時どこでアニメを見ていたか、どんな作品を追いかけていたかまで思い出すことがある。

音楽が個人的な記憶を呼び起こすことは研究でも知られている。ただし、その研究は『ブレンド・S』の視聴者だけを調べたものではない。「このOPなら誰でも同じ気持ちになる」とまでは言えない。

それでも、数字で数える9年間と、耳から戻ってくる9年間が別物だという感覚には、うなずける。

懐かしいのに古びない、という罠

『ブレンド・S』の面白さは今見ても分かりやすい。目つきのせいで面接に苦戦していた苺香が、「ドS」の役を任されて喫茶店で働く。周りの店員もツンデレや妹などのキャラクターを演じる。

設定をひと言で説明できるから、久々に見ても「そうそう、これ!」となる。作品に入り直すまでが速いのだ。

つまり、年月を感じる前にネタが先に来る。笑っている間に、カレンダーの方だけが勝手に進んでいる。

放送開始は9年前。なのにOPは昨日覚えたみたい。

10周年が来たら、いよいよ言い逃れできない。こちらが「懐かしい!」と言っている間に、スティーレだけ時間停止のサービスを始めていたらしい。


参考:アニプレックスの2017年放送告知/Janataらによる音楽と個人的記憶の研究。

この記事が役に立ったら、応援できます。 応援する

広告
広告
広告