『グランブルーファンタジー リリンク:エンドレスラグナロク』(以下、ER)のCHAOSに入って、本編で育て切ったつもりの装備が通用しない場面にぶつかった。それでも遊び続けられた理由の一つが、フルアシストと仲間CPUだった。
手動で挑んで、苦しくなったら操作の負担を減らしながら素材を集める。装備を整えて、また自分で動かしてみる。その行き来ができるおかげで、負けたあとにも続け方が残っていた。この記事は、そう感じた自分のプレイ体験をまとめたものだ。
育てた装備があっても、CHAOSは厳しかった
CHAOSでは、強化済みの装備でも一撃で倒されることがあった。攻撃が激しく、回避が遅れると立て直す前に崩れる。仲間CPUまで巻き込まれてしまう場面もあり、自分一人が耐えれば済むわけではない。
もちろん、これは当時の装備や編成、操作を含めた自分の体感だ。誰が遊んでも必ず一撃で倒される、という意味ではない。それでも、「ここまで育てたのに、まだ勝てないのか」という壁は大きかった。
そこで毎回、同じ集中力と操作精度を要求されると、もう一戦と思う前に疲れてしまう。自分にとってアシストがありがたかったのは、その負担を少し緩められるところだった。
フルアシストを使える範囲は、前作から広がっている
公式のシステム紹介では、アシストはボタン操作を簡略化するモード、フルアシストはキャラクターが自動で戦うモードとして案内されている。前作で対象外だったMANIAC/PROUDに加え、ERではCHAOSを含む、エンディング到達までのすべてのクエストで使用できるという説明だ。公式システム紹介
Ver. 2.0.2の更新情報にも、アシスト/フルアシストの使用可能範囲を拡大したことが記載されている。ただし、これを「エンディング後も含め、どのクエストでも制限なく使える」という意味には受け取らないようにしたい。ここで扱うのは、アシストを利用できる範囲での遊び方だ。公式アップデート情報
難しいクエストへ進んだからといって、すぐにアシストという選択肢がなくなるわけではない。この点は、自分が手動で遊びたい日にも気持ちの余裕につながった。
自動で戦ってくれることと、すべてを任せられることは違う
最初は、フルアシストを入れれば操作キャラクターも仲間CPUと同じように立ち回るのだと思っていた。実際に触ると、自分が期待していたほど全部を任せられるわけではなかった。
自分のプレイでは、敵に攻撃が届く位置まで近づかないと攻撃してくれない場面があった。敵が無敵になっている時間には、棒立ちに近く見えることもある。少なくとも、スイッチを入れるだけで移動も状況判断も解決し、確実に勝てる機能ではなかった。
ここでいう挙動は、自分が使ったキャラクターや遭遇した場面での観察だ。すべてのキャラクターに共通する細かなAI仕様を検証したわけではない。自分で位置を調整し、戦況を見ながら使うものと考えたほうが、実際の感触に近い。
仲間CPUが頼もしいから、操作を減らしても戦いが続く
そのうえで助けになったのが、仲間CPUの立ち回りだった。ゼタ、ナルメア、カリオストロなどを見ていて、自分で動かすより安定しているのでは、と感じる場面がある。
これはキャラクターの強さの順位や、最適編成を示す話ではない。装備やアビリティ、相手との相性で結果は変わる。それでも、自分が操作で余裕をなくしている横で仲間が戦い続けてくれることは、かなり心強かった。
自分は最低限の移動や対応をしながら、仲間CPU3人に戦闘の多くを任せて突破できたクエストもあった。ただし、どのボスにも通じる完全放置の攻略法ではない。CHAOSで仲間ごと崩れた経験もある以上、CPUがいるから装備や敵の行動を気にしなくてよくなるわけではない。
フルアシストで自分の操作負担を減らし、育てた仲間に支えてもらう。この二つが合わさることで、常に自分が全力で操作しなくても遊びを続けやすくなった。
素材を集めて、手動の再挑戦へ戻れる
自分に合っていたのは、まず手動で挑み、厳しいと感じたらアシストを使えるクエストで素材を集め、装備を整えてから再び手動で挑む流れだった。
毎回同じボスを同じやり方で倒す必要はない。今の編成で安定して進められるクエストを選べば、負け続けていた時間を、次の挑戦の準備に使える。アシストを利用する間にも、自分と仲間の装備を見直す余地はある。
この切り替えができると、一度勝てなかったことが、そのまま遊びをやめる理由になりにくい。自分にとってのフルアシストは、先へ進むための助けでもあり、手動でまた挑もうと思えるまでの支えでもあった。
もちろん、アシスト中心で最後まで楽しむのも一つの遊び方だ。手動へ戻ることを義務にしたいわけではなく、自分は両方を使い分けられるところが気に入った。
難しさに付き合う方法を選べることがうれしい
ERでは、本編から育ててきたパーティでも手応えのある戦いが待っていた。その一方で、アシストを使える範囲では操作の負担を変えられ、仲間CPUの力も借りられる。自分には、この組み合わせがよく効いた。
開発側の意図や、アシストがなければ何人やめていたかまで、この体験だけで断言はできない。ただ、自分にとって「詰まったら終わり」にならず、素材集めや編成の見直しを挟んで続けられたことは確かだ。
強いボスに挑みたい気持ちと、毎回は全力で操作しきれない日。その両方を抱えたまま遊べることが、ERのフルアシストを使っていちばんありがたく感じたところだった。
