玄関を開ける。蚊がいる。部屋に入る。蚊も入る。翌日もいる。もはや隣人のような出勤率だ。
最初は自分の部屋に殺虫剤を置きたくなる。でも、よく見ると隣の部屋の前にも蚊が飛んでいる。これ、うちだけで戦う話なのか?
共用廊下なら、管理会社に確認を頼んでいい
連絡していい。 大事なのは「管理が悪い」と決めつけることではなく、何をどこで見たかを伝えること。
例えば「夕方、3階の共用廊下で何匹も見かけ、ほかの住戸の前にもいました」。日時、場所、どの程度いるかが分かれば、管理側も確認しやすい。写真が撮れれば添える。ただし、他人の部屋番号や顔まで写す必要はない。
蚊は少量のたまり水でも育つ。横浜市の案内でも、植木鉢の受け皿、空き缶、雨水ますなどが例に挙がっている。とはいえ、飛んでいる場所と育った場所が同じとは限らない。排水口を現行犯扱いしない。
送る文章は短くていい
「共用廊下で蚊を多く見かけます。ほかの住戸の前にもいるため、雨水ますや植栽周辺など、発生源になりそうな場所を確認していただけますか。特に夕方に目立ちます。」
これで十分。自室では網戸や扉の開け閉めを工夫する。共用部へ勝手に薬剤を大量散布したり、排水設備を開けたりはしない。作業の要否は管理側に確認してもらう。
玄関で蚊を一匹倒すのは個人戦。蚊の実家を探すのは建物側の仕事かもしれない。
