子どもを持たなくても、幸せを大事にできる

子どもを持たないと言うと、どこか冷たい選択のように見られることがある。

読書機能の使い方

聴く:本文を読み上げます。速読:語句を順に表示し、速さを調整できます。語学練習:別の言語版と対訳を読み比べます。保存:このブラウザーにブックマークし、プレイヤーの保存済み一覧から開けます。

この記事をシェア
広告
広告

「子どもいらない」は、冷たい選択なのか

子どもを持たないと言うと、どこか冷たい選択のように見られることがある。

家族を作らない。
責任を避けている。
人生の意味から逃げている。
大人になりきれていない。

そう見られることもある。

しかし、本当にそうだろうか。

子どもを持たない選択は、必ずしも幸福からの撤退ではない。

むしろ、ある人にとっては、自分が大切にする幸せを選ぶことである。

自分が取りに行きたい幸福が、次のようなものだとする。

  1. 良いパートナー関係
  2. 安心できる生活共同体
  3. 孤独の低下
  4. 自分で決められること・自由
  5. 甘えられる親密さ、スキンシップ、恋人感

この場合、子どもを持たない選択は、これらを守りに行く選択になりうる。

子どもがもたらす喜びと、暮らしの負担を考える

子どもは、大きな意味や愛着をもたらす可能性がある。

自分より大切な存在ができる。
家族の物語が生まれる。
成長を見守る喜びがある。
自分の人生が次世代につながる感覚がある。

これは大きい。

一方で、子どもは次の資源を大量に使う。

  • 睡眠
  • 時間
  • 金
  • 静けさ
  • 自由
  • 夫婦の恋人感
  • スキンシップ余力
  • 一人時間
  • 挑戦余力
  • 考える余裕
  • 感情の余白

つまり、子どもは単なる幸福アイテムではない。

暮らしを大きく変える存在である。

大きな意味を生む可能性があるが、同時に生活全体の構造を変える。

子どもを持つ前に、二人の暮らしを話し合いたい

子どもを持つこと自体が悪いのではない。

問題は、夫婦関係や生活設計が弱い状態で、子どもを迎えて生活が大きく変わることである。

すでに次のような不安があるとする。

  • スキンシップが少ない
  • 甘えられない
  • 干渉が強い
  • 一人時間が尊重されない
  • 家計の考え方が合わない
  • 後出しで不機嫌になる
  • 挑戦や自由を嫌がられる
  • 感情の安全地帯になっていない

自分なら、この不安を抱えたまま子どもを迎えることには慎重になりたい。

睡眠不足になる。
時間がなくなる。
金がかかる。
スキンシップの余裕が減る。
恋人感が後回しになる。
役割分担で揉める。
親族関係も絡む。

つまり、子どもは「関係を救うアイテム」ではない。

子どもを迎える前に、二人で負担を分けられるか話し合っておきたい。

子どもを持たないことは、恋人との暮らしを大切にすること

子どもを持たない場合、自分の幸せを、別の暮らし方で大事にすることもできる。

それは、たとえばこういうことだ。

  • 好きな人と、恋人感を長く保つ
  • 甘えられる関係を大事にする
  • スキンシップの余白を守る
  • 自由な時間を持つ
  • 一人時間と二人時間を両立する
  • 生活コストを軽くする
  • 仕事や投資や記事に余力を残す
  • 旅行や温泉や外食など、二人で回復できる時間を作る
  • 相手の機嫌に支配されない関係を作る

これは、家族を諦めることではない。

家族の形を、自分が大切にしたいものに合わせることである。

子どもいらない=人生を諦める、ではない

子どもを持たない選択は、次のように言い換えられる。

子どもを持たないことで、良いパートナー関係・安心・自由・甘えられる親密さを守りたい。

これはかなり合理的な選択である。

特に、自分の幸福度に強く効くものが、次のようなものならなおさらである。

  • 自由
  • 安心
  • 好きな人
  • スキンシップ
  • 甘え
  • 一人時間
  • 干渉されすぎないこと
  • 生活のゆとり
  • 投資や記事など、自分の世界を伸ばす余白

子どもが嫌いなのではない。
子どもを持つ人を否定しているのでもない。
ただ、自分が大切にしたいものを考えると、まず取りに行くべきものが違う。

それだけである。

PRこのテーマの本を探す

この記事には広告(アフィリエイトリンク)が含まれます。 広告について Amazonのアソシエイトとして、mendoi-appsは適格販売により収入を得ています。

この記事が役に立ったら、応援できます。 応援する

広告
広告
広告

もう1個、なんか面白いのない?

読み終わったついでに。近い話と、ぜんぜん違うけど面白い話を少しずつ。

  1. 近い話年金の世代間格差はなぜ不公平?「若い100万円」と老後の価値の違い
  2. 『80億分の1』理不尽ティア人生ゲームなのに、まず人生を選ばせてくれ
  3. ぜんぜん違うけど秋田の森はなぜ日本に見えない?GeoGuessrの杉林から、戦後の人工林・50年需要予測・花粉まで
  4. 100円の判断に30分使うな「思いついたら即やる人」の正体は、衝動性よりリスク圧縮と行動摩擦の設計だった
  5. 四日市とんてき、米を外したら「わんこキャベツ」が始まったキャベツを「めっちゃ」注文し、皿が見えなくなる タレを吸ったキャベツで汁がすべてなくなる
  6. 「全て全力でやる!」が比喩じゃない人に会った――俺より生き急いでる人、久しぶりに見た大学時代は寝転んでスマホを触ってダラダラしていた それが今では「全て全力でやる!」の生き方へ

今日これ読んで

この記事を読んだ人の次の疑問に、それぞれ答える記事です。

すべての記事から探す「家族・親族」の記事をもっと見る

他の記事を探す

すべての記事

めんどいちゃん

このサイトの運営者

めんどいちゃん

仕事や日常の「めんどい」を構造化して、次に動きやすくする記事を書いています。